九份 チョウフン
九份は金鉱の街として知られ、ベネチア映画際でグランプリを獲得した「非情城市」の舞台としても有名です。
街並みは日本植民地統治時代の面影を色濃くとどめており、当時の酒家(料理店)などの建物が多数残されています。
第二次世界大戦後に金の採掘量が減り、1971年に金鉱が閉山されてから町は急速に衰退しました。
近年では、日本の台湾旅行ガイドブックにも多数紹介されており、今や九份は台湾を代表する観光地のひとつとしてすっかり定着しました。
名前の由来は、もともとは九戸の農家しかない集落で、町から運んできた生活物資を九つに分けた(九份とは中国語で「九つ」の意味)ことが名前の由来であると言われています。
昇平戯院