台湾の歴史
現在の台湾の大部分を占める漢民族と言われる人たちが住む前は、山胞(東南アジア方面から台湾へわたってきた人々)と呼ばれる先住民族が住んでいました。
その後、16世紀末期からオランダの植民地となりますが、17世紀以後に中国大陸南部から漢民族が大量に台湾に渡り、その中の鄭成功(母親は日本人で、海賊だったと言われている人)がオランダから台湾を開放したと言われています。
その後、 彼の息子の鄭経の代になって台湾を本格的に統治するようになりますが、9世紀末期に日清戦争で勝利した日本が台湾と澎湖島を植民地と して手にいれ、第二次世界大戦終了までの約50年もの間、台湾を日本の植民地として統治しました。
大戦後、台湾は中国に復帰をしますが、大陸内での内戦により蒋介石率いる国民党政府が台湾を統治する事となります。
その後、台湾統治は息子の蒋経国から李登輝大統領に受け継がれました。
そして、初の直接選挙が行われ、国民党政権から民進党の陳水偏が国民からの総意として、大統領に選ばれました。